リービッヒの最小養分の法則

植物学(高校生物にも出てきます)を学んだ経験があれば、聞いたことがあるかもしれません。「リービッヒの最小養分の法則」は、植物の成長のしくみを説明した理論です。植物(だけでなく生物すべて)の成長は、最も少ない栄養分に左右されます。だから、最少の栄養分を増やさない限り、他の栄養分は十分量になりません。まんべんなくいろいろな栄養を摂取しないと栄養失調になってしまうよ、ということです。

これをうまくイラストにして説明したのが、「ドべネックの桶」です。確かに、直感的で非常にわかりやすいです。だから、植物学以外でもでよく例えとして使われています。「ITスキルと植物の栄養学に何の関係が?」と疑問に思う方もいるでしょう。私はスマホで困るお年寄りや、パソコンがイマイチ使いこなせない方々と接してきて、どうして上達しないのかを一目で説明できるのは、この考え方しかないと感じているからです。

日本人のITスキルの平均値を上げるには、ドべネックの桶の穴を埋めることが一番効果があると考えています。多くの人は、大抵のことはできているし、分かっています。ですが、どこか一つ(ないし複数)ができない、わからない部分があるため、目的を完遂することができないのです。

ですから、まず手初めに、「スマホとパソコンの相談室」の活動を始めました。何か一部がわからない方にとって、既存のパソコン教室は無駄が多く映ることでしょう。聞きたいことだけ聞きたい、知りたいことだけ知りたい。そんな方の手助けを少しして、多くの方に自分はできるんだという自信を感じていただきたいです。そして、どんなことができれば自分は安心してITを使えるようになるのかということを知っていただきたいです。ぜひご理解とご支援をお願いいたします。

ITスキルはドべネックの桶のようなもの

ITスキルはいろいろな要素を複合的に組み合わせてできています。何かをしようと思った時、工程の1つにわからないことがある。または、できないことがあるとすると、それだけで目的が完了できなかったりします。

最弱スキルがあると、ITスキルのボトルネックになる

でも、不足しているスキルや知識を補えばどうでしょう?
不足していたスキルや知識を補う。そうすると、やりきる力が生まれます。何か特別なことをしたわけではありません。ちょっと知識かスキルを補うだけ。ほとんどのスキルは、もうすでにあなた自身のものです。でも一部の、スキルの弱い部分があなたの実力発揮を邪魔していた。その結果、本来のあなたの実力が発揮できなかったのです。

最弱スキルを補うと総合力が上がるの図

あなたの弱いスキルを補うだけでいい。

多くのツールは、わかりやすさや扱いやすさを意識して開発されています。作る側と使う側がお互いに歩み寄ることで、より使いやすいツールになります。人のスキルは千差万別です。義務教育で情報教育が取り扱われても、教える内容はテキストの多様性や環境差でばらつきは生じます。興味や関心の違いでもスキルや知識の差異は生じます。他の勉強事とそれは同じです。だからこそ、どうすれば自分のスキルを高めることができるのか。そういった観点でのスキルアップが重要になってきます。

知る・わかる・できるのサイクル

わかる・知る・できるのサイクルを繰り返し、個人のスキルや知識の弱い部分を補っていくことで、ITスキルは格段に上がります。
今苦手に思っている人でも、もっとできるようになる。安心して、少しでも楽に使えるようになるためには、どんなスキルや知識を補えばいいのでしょう?
持っているスキルも知識も、これから必要なスキルも知識も、個人によってまったく違います。100人いれば100人がきっと違う。あなたのスキルの穴埋め、もしよかったら、一緒に考えていきませんか?
ぜひ、スマホとパソコンの相談室へおこしください。

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